アメリカ人・イギリス人・フランス人・ドイツ人・ロシア人との国際結婚手続き|必要書類と婚姻届の流れを解説

アメリカ人・イギリス人・フランス人・ドイツ人・ロシア人との国際結婚手続き|必要書類と婚姻届の流れを解説
目次 Outline

アメリカ人との結婚手続き

婚姻要件具備証明書を取得するために必要なもの

2025年9月1日以降、アメリカ大使館から婚姻要件具備証明書を取得する制度というものはなくなりました。その代わり、アメリカの州が発行する宣誓供述書独身証明書又は婚姻許可証などにアポスティーユを付与して日本の役所に提出する流れになります。

必要書類(日本の役所に提出するもの)

日本人側が用意するもの

  • 婚姻届
  • 戸籍謄本
  • 本人確認書類
  • 印鑑

アメリカ人側が用意するもの

  • 宣誓供述書 、独身証明書又は婚姻許可証にアポスティーユを付与したもの
  • パスポート

州によって要求される書類が異なるため、事前に提出先の市区町村へ確認することをおすすめします。

日本での手続き完了後

日本で婚姻届が受理された場合、アメリカ国内でも有効な婚姻と扱われるためアメリカ大使館に報告的届出は不要です。

アメリカの州ごとに宣誓供述書 、独身証明書又は婚姻許可証のどれを発行するか異なるので事前にチェックをすることが必要です。

イギリス人との結婚手続き

婚姻要件具備証明書を取得するために必要なもの

イギリス人の婚姻要件具備証明書はイギリスの役所で取得することが可能です。イギリス大使館でも取得できるので双方が日本に居る場合は後者の方が手続きがスムーズにいくかもしれません。

必要書類(日本の役所に提出)

日本人側が用意するもの

  • 婚姻届
  • 戸籍謄本

イギリス人側が用意するもの

  • 婚姻要件具備証明書
  • 出生証明書
  • パスポートのコピー

日本での手続き完了後

イギリス大使館に報告的届出は不要です。

フランス人との結婚手続き

婚姻要件具備証明書を取得するために必要なもの

フランス大使館又は領事館を通じて取得します。

フランス人側が用意するもの

  • 出生証明書
  • 質問票(フランス大使館ホームページでダウンロード可能)
  • 仏国身分証明書または仏国籍証明書のコピー
  • パスポートのコピー

日本人側が用意するもの

  • 戸籍謄本とそのフランス語訳
  • 質問票(フランス大使館ホームページでダウンロード可能)
  • パスポートまたは顔写真付き身分証明書のコピー

必要書類(日本の役所に提出)

日本人側が用意するもの

  • 婚姻届
  • 戸籍謄本

フランス人側が用意するもの

  • 婚姻要件具備証明書
  • パスポート

日本での手続き完了後

  • 婚姻届記載事項証明書(アポスティーユ付き)とその翻訳文書
  • フランス戸籍への登録申請書(フランス大使館ホームページでダウンロード可能)

をフランス大使館に提出して完了です。

ドイツ人との結婚手続き

婚姻要件具備証明書を取得するために必要なもの

ドイツ人の婚姻要件証明書は、ドイツの戸籍役場(Standesamt)で取得します。

必要書類(日本の役所に提出)

日本人側が用意するもの

  • 婚姻届
  • 戸籍謄本

ドイツ人側が用意するもの

  • ドイツの戸籍役場(Standesamt)で発行される婚姻要件証明書
  • パスポートのコピー

日本での手続き完了後

ドイツ側で婚姻の登録を希望する場合は、ドイツ大使館又はドイツの戸籍役場に手続きを行います。

婚姻の事実の記載がある戸籍謄本、婚姻届受理証明書、夫婦双方のパスポートのコピーでできます。

ロシア人との結婚手続き

婚姻要件具備証明書を取得するために必要なもの

ロシアの婚姻要件具備証明書の取得方法や必要書類は本人以外には案内してもらえない場合もあるため、ロシア人の方ご本人からロシア大使館へ確認してもらうことをおすすめします。

必要書類(日本の役所に提出)

日本人側が用意するもの

  • 婚姻届
  • 戸籍謄本
  • 本人確認書類

ロシア人が用意するもの

  • 婚姻要件具備証明書
  • パスポート
  • 在留カード

日本での手続き完了後

ロシア大使館に報告的届出は不要です。

まとめ

どの国と国際結婚をする場合でも、日本での婚姻届の提出方法自体は基本的に同じです。しかし、外国人側が用意する書類や婚姻要件具備証明書の取得方法は国ごとに大きく異なります。

また、同じ国であっても州や地域によって必要書類が異なる場合があり、市区町村によって求められる書類が追加されることもあります。そのため、婚姻手続きを進める前に、相手国の大使館・領事館や本国の役所、婚姻届を提出する市区町村へ事前確認を行うことが重要です。

国際結婚は通常の婚姻手続きよりも準備する書類が多く、翻訳やアポスティーユが必要になるケースもあります。余裕を持って準備を進めることで、スムーズに手続きを完了させることができるでしょう。

当事務所では、国際結婚手続き、配偶者ビザ、永住許可申請、帰化申請に関するサポートを行っております。京都を中心に全国対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人 Wrote this article

吉﨑理人

吉﨑理人 行政書士・申請取次行政書士

立命館大学法学部卒。京都市・向日市を中心に活動する行政書士です。